山田きよ「牛鬼と宇和島城」
愛媛県では5年間にわたって、講演やワークショップなどを実施し、
その間、職員の方と県内のあちこちを回りました。
この作品は、大洲を訪れていたときに出会い、購入したものです。
この作品には、コミュニティ・ビジネス的なポイントが含まれています。さて、どこでしょうか?
一つは、作者の山田さんが本業の竹細工職人として従事されている傍ら、
版画の作成をされているという、“多足のわらじ”による活躍であること。
また、本作のような愛媛の風景をモチーフとした作品を数多くつくられているところも
郷土愛という、コミュニティ・ビジネスのキーワードにつながるのです。
(2009.10.8)