科目名 |
コミュニティ・ビジネス
Community Business |
講義目的
(ねらい) |
コミュニティは21世紀の成熟した市民社会と志のある市民起業家にとって重要なフィールドとなる。本講座では、そのコミュニティに活力を与え続けることが可能なコミュニティ・ビジネスとコミュニティ・マネジメントについて学ぶ。
コミュニティ・ビジネスでは、自己雇用によって生きがいや働きがいを産み出す効果とスモールビジネスを通して地域コミュニティに貢献できることを学ぶ。
コミュニティ・マネジメントでは、住民が行政や民間企業などとパートナーシップを組みながらコミュニティ・ビジネスを通して主体的に地域経営に参画する方法を学ぶ。 |
講義概要
(内容・教育方法など) |
1.今、なぜコミュニティ・ビジネスが必要か
2. グローバル・ビジネスとコミュニティ・ビジネスの二極化
3. 日英のコミュニティ・ビジネスと住民主導の地域経営
4.市民起業家による新しいまちづくり活動
5.コミュニティ・ビジネスとその支援システム(インターミディアリー/中間支援機関)
6.サステナブル・コミュニティの創造とコミュニティ・マネジメント |
教科書 |
細内信孝著「コミュニティ・ビジネス」中央大学出版部、1999
細内信孝編著「地域を元気にするコミュニティ・ビジネス」ぎょうせい、2001 |
指定図書 |
細内信孝著「コミュニティ・ビジネス」中央大学出版部、1999
細内信孝編著「地域を元気にするコミュニティ・ビジネス」ぎょうせい、2001
細内信孝監修・共著「少子高齢社会を支える市民起業」日本短波放送、1999
金子郁容著「コミュニティ・ソリューション」岩波書店、1999
川合正兼著「コミュニティの再生とNPO」学芸出版社、1998
金子郁容ほか著「ボランタリー経済の誕生」実業之日本社、1998 |
参考書・
(URL) |
島田晴雄編著「産業創出の地域構想」東洋経済新報社、1999
R.M.マッキーヴァー著「コミュニティ」ミネルヴァ書房、1988 |
評価方法 |
講義への出席を重視し(40%)、期末試験(課題レポート)など(60%)の結果と併せて単位を認定する。 |
評価基準 |
期末試験は次の3点を中心に評価する。
(1)コミュニティについて、十分な知識や理解があるか。
(2)コミュニティ・ビジネスを通して、主体的に地域経営に参画する方法を十分把握しているか。
(3)コミュニティ・マネジメントについて、一定の洞察を有しているか。 |
留意点 |
(1)出席を重視する。
(2)講義は教科書中心にすすめるので、教科書の用意は必須条件である。
(3)フィールドワークを中心にしたレポートを提出してもらうこともある。 |